病気と人間の多面性

病気と人間の多面性

極度の『方向音痴』の訪問介護ヘルパーさんへの指導法

訪問介護事業所のサービス提供責任者をしていると、さまざまな利用者さまと出会いますが、さまざまは私たちサービス提供者も同じです。人材不足の中、新しく入職していただいたヘルパーさんは、超貴重な存在はありますが、時に?といった人もいなくはありませ...
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グリーフ~PTSD,複雑性悲嘆とは違う何か,ボクは明日もたぶんいる,その先は。。。シラナイ

病気と人間の多面性

どこにでもいる人のひとりにすぎない自分、世界で唯一の存在だけど、無意味な自分、自分を愛したい、だけれど。。。

今回は「グリーフ」をテーマにしてみました。誰もが経験したことがあるかもしれない、でも誰とも共有できない体験「グリーフ」について絵本にしてみました。軽々しく扱えるものではないのですが、孤立・孤独・疎外・死。。。人間にとって避けては通れないテー...
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なぜ人は、自分の心の闇から目を背けるのか?

9月1日の防災の日は、1923年(大正12年)9月1日に「関東大震災」が発生したことに由来しています。そして9月のもう一つの重大な節目が、1945年9月2日に日本は降伏文書に調印し、第2次世界大戦が正式に終結した日でもあります。なぜ人は、自...
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日本と世界の奇妙な、そして恐らく良いことではないかもしれない連動

近年、日本の政治において、参政党のような新興右派政党が議席を伸ばしています。この現象は、世界各国で右派政党が躍進しているトレンドと重なるように見えます。しかし、日本の有権者、特に若者や働く世代の多くは、世界の政治トレンドとは無関係、あるいは...
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代理ミュンヒハウゼン症候群:見えない虐待の全貌と多角的な支援の必要性

1. はじめに:見えない虐待、代理ミュンヒハウゼン症候群代理ミュンヒハウゼン症候群(Munchausen Syndrome by Proxy, MSBP)は、一般にはあまり知られていないものの、非常に深刻な児童虐待の一形態です。この症候群は...
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『孤独』と言う言葉を肯定的に捉えている人の「孤独」と、本当に『孤独』な人が感じている「孤独」は全く違う気がする

最近、「孤独」という言葉を、少しポジティブなニュアンスで語る声を耳にする機会が増えたように感じます。「一人の時間を楽しむ」「孤独を愛する」「自分と向き合う大切な時間」。。。それはそれで、とても素敵なことです。誰にも邪魔されずに自分の世界に浸...
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生きるとは何なのか?

わたしは時々、この問いを投げかける。生きるって、一体何なのか?ある日は、世界が美しく感じる。朝の光が柔らかく差し込み、風が心地よく頬を撫でる。歩く足取りも軽い。生きていることに理由なんていらない。ただ、今日がそこにある、それだけでいいような...
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孤独は悪いことですか?

わたしは夜の帰り道を歩いている。街灯がぽつぽつと灯り、長い影がアスファルトに伸びる。その影はひとつ。どこまで歩いても、ひとつのままだ。人は「孤独」を悪いものだと言うことがある。でも、それは誰かに「寂しいね」と言われたとき、はじめて悪いものに...
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対人援助の要の視点~ポスト・トラウマティック・グロースとは?【PTG(心的外傷後成長)】

心的外傷後成長(PTG)とは何かPTGの定義とその重要性 心的外傷後成長(Posttraumatic Growth、略してPTG)とは、非常に困難な出来事や心的外傷を経験した後に、それをきっかけとして個人が精神的、感情的に成長を遂げるプロセ...