
会社や事業所のホームページを作ろうと思ったら、基本的にはレンタルサーバを申し込むことになります。
さくっと作りたいのであれば、Wix(ウィックス)やJimdo(ジンドゥー)などがテンプレート豊富で、簡単に作ることができます。追加料金を申し込めば独自ドメインも取得可能です。
独自ドメインとは、世界に1つしかないオリジナルのドメインのことで、法人・個人に関わらず、自分で好きな文字列を指定して取得することができます。 一度取得したら更新し続ける限り、自分専用のドメインとして会社のホームページやメールアドレス、個人のブログサイトなどに利用することができます。Webサイトのサーバーが変わっても、同じドメイン名を使えます。
具体的には、無料サービスのサイトが「https://abc.hatenana.com」という感じのURLに対し、独自ドメインは「https://abc.com」といった感じになります。自分だけのドメイン、世界でたった一つのドメインは、それだけで箔が付きますね。
ただ、せっかく独自ドメインを取ったのなら、ホームページだけではもったいないと思います。最新のお知らせはもちろん、最近では介護保険や障害福祉の運営基準などでもホームページによる情報公開が求められるなど、ホームページは単に一回作ったら終わり、なものではなく、常に更新し続けてゆくことが求められます。
訪問事業所のホームページも、まったく更新されていない事業所が多々見受けられますが、ダメですよぉ~
これらの更新作業や保守などを外部に委託するとそれなりにお金がかかってしまいます。小さい事業所こそ、ホームページの内製化が必要と考えます。ホームページは何も、外に向けてのものだけではなく、事業所内の職員、ヘルパー等との交流のツールにもなるものです。
例えば、研修動画の配信や、伝達事項や運営基準で定められている各種の周知など、ホームページを介して行えば、運営する側のサービス提供責任者の負担も減り、いつでもどこでもスキマ時間で閲覧・視聴できるので、受ける側の介護職員の負担も大幅に減ります。
もちろん、職員が実際に顔を合わせて集まる機会は重要ですが、せっかくの交流の場が、運営基準や加算の算定要件を満たすための時間だけに割かれるのではなく、真に「交流」に時間を使いたいものですよね。それも適切なホームページの活用ゆえにできるものです。
ホームページの公開に関して、多くの介護施設・介護事業所は共用のレンタルサーバーを使っていると思います。もちろん、イケてる法人では”VPS”や”PaaS”なども積極的に活用しているかもしれません。小規模事業所に、そこまでのインフラは必要ない場合が多いですよね。ワタシたちは、ベンダーではないのですから。。。
拡張性の高いホームページを作るには、やはり、”WordPress”一択です。そもそも、共用レンタルサーバーは、WordPressの活用を前提とした設計になっています。クイックインストールで、クイックに導入するのが吉です。
で、WordPressのプラグイン~拡張機能の追加がめちゃくちゃ良いのです。特に、お問い合わせフォームの、ContactFoam7は、いわゆるお問い合わせから、求人応募のフォーム、各種アンケートの実施、研修のレポート提出、テスト形式の研修、ストレスチェックの実施フォーム等など、何でもできます。もちろん、Googleフォームで作ったものをWordPressに張り付けることも可能です。
共用レンタルサーバーにはマルチドメイン対応しているものも多く、ホームページとは別に、目的別にサイトを立ち上げることも可能です。法人や事業所のメインのドメインが「https://abc.com」だとしたら、ヘルパーの交流サイト「https://helper.abc.com」を別途作ることもできますし、研修専用サイト「https://study.abc.com」、ストレスチェック専用サイト「https://stresscheck.abc.com」を作ることもできます。良いですよね👍
もちろん、事業所専用のメールアドレスも作れます。「EdogawaKonan@abc.com」や「amuro@abc.com」といったメールアドレスも作れます。自事業所、自法人のドメインが付いたメールアドレスって、かっこ良いですよね!
WordPress、どんなものか試してみたいと思う方は、いきなりレンタルサーバーを借りる前に、Localでガチャガチャ試してみましょう!(”Local”は、本来はサーバー上で動くWordPressをパソコン上(ローカル環境)で仮想的に構築するアプリケーションです。)
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