『IT介護』にならないよう介護の『IT化』⁉️

IT介護という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
IT介護は、介護業界のIT化、デジタル化のことではありません。
また、IT介護士という言葉もありますが、これは、介護施設のDXを加速させるキーパーソンとなる人材の育成を目的として、インフィックと言う会社が、2024年5月に新設した民間資格です。

IT介護』ってなに?

以下は、Copirotに調べて書いてもらった『IT介護』についての解説です。

IT介護」という言葉は、ITリテラシーの低い人々に対して、過度に技術的なサポートを提供する状況を皮肉を込めて表現したものです。特に、企業内でITに疎い管理職や年配の社員が、若手やIT担当者に頻繁に助けを求める様子を「介護」に例えています。
この言葉が生まれた背景には、「デジタル・デバイド(情報格差)」の問題があります。ITが業務の中心になりつつある現代において、基本的な操作すらできない人がいると、周囲の生産性が低下し、IT担当者が本来の業務に集中できなくなるという問題が発生します。
例えば、「パソコンの電源の入れ方がわからない」「Excelの使い方を毎回聞いてくる」「Zoomの設定を毎回頼まれる」といった状況が頻発すると、IT担当者は本来の業務ではなく、こうした「介護業務」に追われることになります。さらに、ITリテラシーの低い人ほど、新しい技術を学ぼうとせず、いつも誰かに頼る傾向があるため、問題は解決されずに繰り返されるのです。
この「IT介護」問題を解決するためには、企業がITリテラシー向上のための研修を実施したり、サポートデスクを設置したりすることが有効です。また、「まず自分で調べる」という習慣を根付かせることも重要です。
この言葉には、「ITを扱えない人を支えるのは、もはや教育ではなく介護の領域だ」という皮肉が込められています。IT担当者が「介護職」と化してしまう状況を避けるためにも、企業全体でITリテラシー向上に取り組む必要があるでしょう。

いやはや、日本が今や先進国落ちした理由が分かる気がします。世間ではリスキリングの重要性が叫ばれていますが、リスキリングは中高年ビジネスパーソンに向けた言葉にも聞こえます。

一方、本当の介護施設や介護事業所は、外からのイメージでIT的なイメージはないと思うのですが、介護業界と言えどもビジネスです。ITに無縁ではいられません。特に責任者クラス、管理者やサービス提供責任者等は、ある意味、ITリテラシーは必須となりつあります。もちろん、全員がITに詳しくなる必要はないのですが、身体介護が得意な人、家事援助が得意な人、コミュニケーションに長けた人など、いろいろな人がいて当然で、それが事業所や施設、組織を活性化させます。ITに詳しい人も同様に必要、と言うより必須な人材です。

介護業界と言えども、これだけデジタル機器が現場に浸透してくると、ITリテラシーを持った人材は必須となると思います。

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