【介護・福祉】スマホ記録にハードルを感じているヘルパーに寄り添う導入前シミュレーション

生産性向上や業務効率化、何よりスタッフの負担軽減と働きやすさを目指して、介護や障害福祉サービス事業所では紙の記録から、スマートフォンで入力するアプリの導入を進めている事業所が多いかと思います。
もしかしたら、紙での記録を実施している事業所の方が少なくなっているのかもしれません。国も生産性向上の観点から、介護福祉分野のデジタル化を強力に推進していますし、導入に向けての各種補助制度も充実しています。
通常の介護報酬に上乗せされる各種加算の要件も、デジタル化が必須となっていることも多いです。

では、介護福祉分野でのデジタル化を押しとどめているものは何か。それは、管理する側がデジタルってよく分からない、というのと、スタッフ・ヘルパーの年齢層が高めの介護福祉業界において、紙の記録からスマホの入力に変わったら辞める、というヘルパーの多さだと思います。
実際、私自身も、紙の記録からスマホの入力に記録の方法が変わったら辞める、といったヘルパーさんの声を多く聞いていましたし、スマホ導入しないといけないような加算を取るのだったら辞める、といったサービス提供責任者さんの声も多く聞いてきました。

ですが、やってみればできるんです。70歳代のヘルパーさんも、80歳代のヘルパーさんも、今ではサクサク使いこなせています。紙の記録用紙が良い?、それともスマホから入力する記録が良い?、と聞くと、高齢のヘルパーさんも「スマホ!」と、スマホ一択なのが実際なのです。

しかしながら、スマホの記録に変えたらヘルパーさんたち、サ責さんたち、本当に辞めてしまうのでは?、等と戦々恐々としている経営者さんや管理者さんも少なくないかと思います。
そこで、本格導入の前にお試しでトライしてみるというのはいかがでしょうか?
今の時代は、「バイブコーディング」で素人でもデモアプリが作れてしまう時代です。これを試してみない手はありません。で、毎度おなじみAIさんに聞いてみました。


管理者
管理者

暫定的に、障害福祉サービス事業所の訪問記録アプリを作りたいと思います。市販のアプリを導入するにあたり、実際に使えることを条件に数か月運用して、サービス提供責任者とヘルパー双方に使ってもらい検証することを目的とします。ヘルパーは5名、利用者は25人、サービスは、居宅介護の身体介護、居宅介護の通院等介助、行動援護、移動支援(介護あり)、移動支援(介護なし)自費サービスです。サービス提供責任者は、管理画面でそれぞれのシフトを作成し、各ヘルパーに専用のパスワードでログインしてもらい、その月のシフトと、各日のシフト(どの利用者さんの、どのサービスで、何時から何時まで)の情報が分かるとともに、特定事業所加算の要件に合致するよう、サービス提供責任者からの「指示」が閲覧でき(もちろん事前段階として、サービス提供責任者が「指示」の入力をおこないます)、「指示」に対する「報告」を書く欄に入力することができるとともに、全体的な報告事項を入力する「特記事項」欄があります。送信ボタンを押すと送信され、管理者が確認できます。また、「必ず、前に入った人の記録を確認してから支援に当たってください。」といったサービス提供責任者からの指示により、前に入った人の記録を、次に入る人が確認できるようにしたいです。保存用には管理画面から印刷して、暫定期間内の記録は保存するので、永続的に保存しておく必要はないのですが、市販の介護ソフトに移行するまでの期間は、運営基準や特定事業加算の算定要件に合致するような記録を残しておかなければなりません。サーバーとしては、GoogleのFirebaseかバックエンドがPHPで限定されている共有レンタルサーバーを考えています。他にGoogleフォームやGASでシステム構築出来たらそれでもOKです。どんな感じでシステムを作ればよいか、具体的なコーディングをする前に、どんな案があるのか、メリットデメリット、おすすめ等などを教えてください。介護記録や特定事業所加算の要件、実際の記録アプリを調べて、本当に使えるプランを考慮しながら調べて教えてください。

AIさん
AIさん

障害福祉サービスの特定事業所加算(加算Ⅰ〜Ⅲなど)の要件を維持しつつ、数ヶ月間の試行運用を行うためのシステム構築案ですね。

特に「サービス提供責任者(責)による指示」と「ヘルパーからの報告」の一対一の対応、および「前回記録の確認」という実務上のクリティカルな要件を、低コストかつ迅速に実現する方法をご提案します。


1. 推奨されるシステム構成案

結論から申し上げますと、開発スピードと「前回の記録を確認する」という動線作りを考慮すると、「Google スプレッドシート + GAS(Google Apps Script)によるWebアプリ化」が最もおすすめです。

なぜ Google Sheets + GAS なのか?

  • 「前回の記録」の参照が容易: FirebaseやPHP/MySQLよりも、スプレッドシートをデータベースに使うことで、過去ログの検索や表示のロジックをGASで簡潔に記述できます。
  • 印刷(保存)との相性: 暫定期間後の保存用印刷も、スプレッドシートの標準機能や、GASによるPDF出力機能で容易に実装できます。
  • コストと管理: 5名のヘルパーであれば無料枠内で十分運用可能です。

2. 実装案の比較

項目案A:GASによるWebアプリ案B:AppSheet (ノーコード)案C:PHP + 共有サーバー
開発難易度中(HTML/JavaScriptの知識要)低(GUIで作成)高(環境構築とセキュリティ)
指示・報告の動線◎ 自由なUI設計が可能△ 標準UIに制限あり◎ 自由自在
前回記録の確認◎ ワンクリックで表示可能〇 関連レコードとして表示◎ 実装次第
印刷・保存◎ スプレッドシートから直接可△ 外部連携が必要〇 PDF生成ライブラリが必要
おすすめ度【本命】【次点】【長期運用なら】

3. 具体的なシステム設計(GAS Webアプリ案)

特定事業所加算の要件を満たすためのデータ構造とフローを整理します。

① データベース構造(スプレッドシート)

  • マスタ: ヘルパー名、利用者名、サービス種別
  • シフト/指示シート: 日時、利用者名、ヘルパー名、【指示内容】、ステータス(未・済)
  • 実績記録シート: 日時、対応シフトID、【報告内容(指示に対して)】、特記事項、入力時刻(タイムスタンプ)

② ヘルパー用アプリの画面遷移

  1. ログイン: 専用パスワードで照合。
  2. 当日シフト一覧: ログインしたヘルパーに割り当てられた今日の訪問先が表示される。
  3. 詳細・報告画面:
    • サ責からの「指示」が大きく表示されている。
    • 「前回の記録を確認する」ボタン: クリックすると、その利用者さんの直近の報告内容がポップアップで表示される。
    • 報告入力欄: 指示に対する返答と、特記事項を入力。
  4. 送信: スプレッドシートに書き込まれ、ステータスが「完了」になる。

4. 特定事業所加算の要件クリアのポイント

実地指導でも指摘されやすいポイントを以下の通りカバーします。

  • 指示と報告の整合性: 画面設計上、指示を読まないと報告が書けないレイアウトにします。
  • タイムスタンプの保持: GASの new Date() で送信時刻を自動記録します。これにより「サービス提供後の速やかな報告」を証明できます。
  • 情報の共有(申し送り): 「前回の記録を確認」ボタンを必須動線に入れることで、要件にある「伝達」を担保します。
  • 電子署名の代替: ログインIDによる本人確認をもって署名に代える運用が一般的ですが、必要であればHTML5のCanvas機能で簡易的な手書き署名欄を付けることも可能です。

5. 運用のメリット・デメリット

メリット

  • 現場の負担軽減: スマホで完結するため、ヘルパーが事務所に戻って紙に書く手間が省けます。
  • リアルタイム管理: サ責は事務所のPCからスプレッドシートを見るだけで、全員の訪問状況がリアルタイムで把握できます。
  • 市販ソフトへの移行準備: どのデータ項目が必要か、数ヶ月でブラッシュアップされるため、本導入時の失敗が防げます。

デメリット

  • オフラインに弱い: 地下や電波の悪い利用者宅では入力できない(Webアプリの特性)。
  • 保守: Google側の仕様変更(稀ですが)に対応する必要があります。

6. まとめと次のステップ

まずは、「Google スプレッドシート + GAS(Webアプリケーション)」でプロトタイプを作るのが、最も目的(検証と要件合致)に即していると考えます。

今後の流れとしての提案:

  1. スプレッドシートで「シフト/指示」と「実績」の列項目を確定させる。
  2. ヘルパーさんに「これなら打てそうか」の画面イメージ(手書きでもOK)を見せて意見をもらう。
  3. GASで最小限の入力フォームを作成してみる。

もしよろしければ、「スプレッドシートに用意する列項目(指示内容、特記事項以外に必要な項目など)」のリスト作成をお手伝いしましょうか?あるいは、GASの具体的なコードの雛形を作成することも可能です。


次回予告

管理者
管理者

具体的なプラン、ありがとうございます。スプレッドシートの構成や、利用者、ヘルパー、サービス種別、サービス提供時間、指示欄等などを組み込んだ様式、具体的なGASコード、その他システム構築の際に必要なファクターを全て作ってみてください。

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