
約2ヶ月の試験勉強期間を経て、ついにやってきた「ITパスポート試験」の当日。試験会場は御茶ノ水。会場に足を踏み入れると、健康診断以上の緊張感が襲ってきました。無音の会場は厳粛そのもので、お財布や時計すら持ち込めない厳しいルールの中で、緊張はピークに達しました。
試験はパソコン画面で4択問題に答えるCBT方式。模擬アプリで練習していたとはいえ、紙のテストに慣れ親しんだ私にとって、この環境もまた緊張を増幅させる要因でした。
100問120分。合格基準は600点以上で、評価点のアルゴリズムは非公開。試験前は「軽く7割以上、余裕を持って8割以上」と意気込んで臨んだものの、パソコンのモニターに秒刻みで試験開始のカウントダウンが表示されると、緊張が一気に押し寄せました。
00:00:00
いよいよ試験開始。少しは自信があったものの、初っ端から冷や汗が出る問題ばかり。時間配分の目安は90分で全問解いて、残り30分で見直しをする予定でしたが、折り返し時間に達しても設問の半分程度しか進んでいませんでした。
「うわっ、ギリギリだ💦」
分からない問題や時間がかかりそうな問題は飛ばして、どんどん先に進める作戦に切り替え、なんとか残り20分で100問到達。しかし、飛ばした問題や見直しがまだ残っています。
「残り時間、あとわずか…」
カウントダウンは刻一刻と00:00:00に近づき、試験終了の瞬間が無常にやってきました。
途中、頭が真っ白になり投げ出したくなるほどの緊張感を抱えながら臨んだ試験。終わった時には、脱力感しか残りませんでした。評価点は675点。合格ラインは超えていたものの、期待していた800点には遠く及びませんでした。
「はぁ、本当に疲れた…」
試験終了後、脱力感に包まれた私ですが、せっかくなので秋葉原に立ち寄ってみました。そして、介護福祉士の私も、ついに「情報処理技術者(ITパスポート)」の資格を手にすることになるのでした…

↑はずかしいので、分野別評価点は伏せています。合格基準は超えていますが…(合格発表と合格証書の郵送は約1か月後だそうです。)
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