
介護福祉現場の皆さま、本日もお疲れ様です!
共同編集ができるようになると、事務所のあちこちから「お、入力が早い!」「助かる~」なんて声が聞こえてくるかもしれません。でも、慣れてきた頃に必ずと言っていいほど起こる「新たな事件」があります。
「ちょっと! 私が入力してた行、どこか行っちゃったんだけど!」
「あ、ごめん! 私が名前順に並べ替え(ソート)しちゃった!」
……そう、「一人がフィルタをかけると、全員の画面が動いちゃう問題」です。 今回は、この「仁義なきフィルタ合戦」を終わらせる魔法、「シートビュー」についてお話しします。
【介護現場のExcelコラム】
共同編集は便利ですが、困ったことが一つ。
一人が「要介護3の人だけ表示しよう」とフィルタをかけると、同じファイルを開いている全員の画面が「要介護3」だけになってしまいます。入力中の人は「えっ、私の担当の利用者さんが消えた!?」とパニックに。
これでは、せっかくのチームワークも台無しですよね。
そこで使ってほしいのが、「シートビュー」という機能です。
1. シートビューってなに?
一言でいうと、「他の人の画面を邪魔せずに、自分だけが見たい形に並べ替える」機能です。
同じ一つのExcelファイルを見ているのに、
- Aさんは「五十音順」で。
- Bさんは「担当者別」に絞り込んで。
- Cさんは「未入力の行」だけを表示して。……ということが、同時に、お互いを邪魔せずにできてしまうんです。
いわば、全員で同じ掲示板を見ているけれど、自分だけ「専用のサングラス」をかけて、見たい情報だけを浮かび上がらせるようなイメージです。
2. 使いかたは、たったの2クリック!
使い方は驚くほど簡単です。
- Excelの上にある「表示」タブをクリックします。
- 左端にある「新しいシートビュー」(目のマーク)をポチッと押すだけ!
これだけで、あなたの画面の枠が「黒色(または濃いグレー)」に変わります。これが「自分専用モード」の合図。
この状態でフィルタをかけたり、並べ替えたりしても、他のスタッフの画面には一切影響を与えません。
使い終わったらどうするの?
作業が終わったら、左上の「終了」を押せば元の画面に戻ります。もちろん、入力した中身はちゃんと保存されているので安心してくださいね。
3. 「自分だけのルール」を保存もできる
例えば、毎日「自分の担当フロア」だけをフィルタして確認するなら、そのビューに名前を付けて保存しておくこともできます。
「佐藤専用ビュー」「ショートステイ用」などと名前を付けておけば、次からはボタン一つで、いつもの見やすい画面に切り替わります。これ、一度使うと手放せないほど便利ですよ!
最後に:お互いの「見やすさ」を尊重するために
介護の現場では、職種や役割によって「見たい情報」が違います。
「私はこれが使いやすいけれど、あの人はどうかな?」と想像し合えるのが、私たちの素晴らしいところ。
その優しさをシステム上でも形にできるのが、この「シートビュー」です。
「みんなで同じところを触るけれど、お互いの視界は邪魔しない」。
このちょっとしたコツを覚えるだけで、事務所の空気はもっと穏やかになります。
「あ、今からシートビュー入るね!」なんて言葉が飛び交うようになったら、あなたの事業所のIT活用はもうプロ級です!


コメント