あなたは事務作業は嫌いですか?〜介護保険法改正と事務仕事が好きな介護士の話

大人になると、好きなことや興味があることしか学ばなくなります。

介護保険の制度や運営基準など、仕事で必要な勉強も結局好きだから学んでいる気が私はします。

特に介護保険の法改正や新しい基準は、様々な課題や状況を鑑みながら制度設計しているので、法改正に向けた途中の委員会資料を都度目を通していると、あの課題はこの基準に落とし込まれた、検討していたことが先送りされた、等など読み解く面白さがあると感じています。

現場の仕事、利用者さんに関わる直接支援の仕事も好きだけど、私は事務仕事も大好きで、法制度や運営基準を実際の業務に落とし込む作業も楽しんでやっています。

特に、デジタル関係が好きなので、いかにシステムを作るか等に特別な面白さを感じますし、事務仕事自体を楽しむことができます。

ただし、計画書を作ったり、介護記録を取りまとめたり、請求事務などのルーティンは大嫌い。

よく、福祉介護の仕事をしている人は現場が好きで法律や事務が苦手などと言われますが、私はそういったタイプの人間ではないらしいみたいです。

介護に関わる仕事は実際多岐にわたり、プログラミングしたり、動画を作ったり、AIを思いっきり使うことだってあります。

結局、ITパスポートの試験に挑むきっかけも、介護の仕事がきっかけです。

必要に迫られて、エクセルの関数やVBA、RPAなどプログラミングしていたら、これはこれで楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。

コードが分からず思うように動くプログラムができず、何日も作業がストップしている時にふと、天から降りてきたようにコードやプログラムが頭に浮かんだ時の興奮や、完成して実行した時の達成感は何事にも代えがたい体験です。

介護や福祉の仕事に従事する人は勉強があまり好きではない人も少なくないかもしれませんが、新しいことを取得した時の興奮と達成感は他では得られない経験です。特にデジタル関係は今が正に旬で、毎日が興奮の連続です。

皆さんも、積極的に新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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